会社に入ってから、自分で英語を勉強しようと思っても、なかなか続かないものです。
海外赴任するとか、海外出張するとか、海外のお客様を相手にしないといけないとか、差し迫った状況にあれば、別ですが、特に期限もなければ、「今でなくてもいいや」という事で、後回しにしてしまいます。
今までは、会社で英語ができなくても、特に問題ありませんでした。逆に、英語が話せる人が特別でした。
しかし、最近では、英語を話せること、使えることが当然になりつつあります。
そのため、社内での昇進や昇格のためにTOEICスコアで、○○○点以上という条件を決めている会社も増えています。
そうすると、今までは英語が必要でなかった部門であっても、TOEICでいい点数を取らないと、昇進、昇格ができなくなってしまいます。
この背景には、アジアの中でも日本の英語レベルは低いと言われていることがあります。TOEICスコアも、日本人に比べ、中国や韓国の方が上になっています。
同じように学校で英語を勉強していても、日本人の多くは英語を話せません。
フィリピンにしても、韓国にしても、多くの国が母国語だけでなく、英語も話せます。
最近のグローバル化においては、英語の中でも使える英語が必要です。日本の様に受験の為の英語では役に立ちません。
こういった背景で、TOEICの点数が使える英語力の指標として使われているのです。
今のグローバル化の時代には、使える英語力が須条件なのです。