レーシックに保険は適用されるか?

レーシック手術は魅力的ですが、ネックとなるのがその費用です。

レーシックの費用はかなり高額なので、メガネやコンタクトレンズの様に気軽に試すという事ができません。
しかし、保険が適用されれば、実際に負担する額は少なくなるので、レーシック手術を受けてみようかと思っている人がたくさんいるのではないでしょうか?

今回は、レーシック手術に保険が適用されるかどうかという事について、調べてみました。

まず、レーシック手術は自由診療で行われる手術なので、健康保険は適用されません。
保険適用の可能性があるのは、個人で契約している生命保険や医療保険です。これらの保険では、保険の内容によっては、レーシック手術が給付金支払いの対象になっていることがあります。

しかし、最近はレーシック手術も普及し、手術を受ける人も、ずいぶん増えてきました。そのため、保険会社のレーシック手術に対する対応も変わってきて、レーシック手術を給付金の支払い対象から外す保険会社が増えてきている様です。

給付金を支給してもらえるかどうかの目安としては、レーシック手術を受ける2年以上前からその生命保険、医療保険に加入しているかどうかというのが基準としてあげられます。

また、2007年4月1日以降の契約の場合にレーシック手術を支払いの対象外にしているという保険会社もあります。これらの対応については保険会社によって様々ですので、実際に入っている保険会社に確認するしかないようです。

そして、レーシック手術が給付金の対象になっている場合、レーシック手術の給付金額はおおむね5万~10万円程度といったところのようです。とにかく自分が現在加入している生命保険、医療保険の会社に給付金支払い対象になっているかどうか、金額がどのくらい出るのかについては、自分の保険会社に聞いてみるのが一番です。

ちなみにレーシックの正式名称はレーザー角膜屈折矯正手術となりますので、保険会社に問い合わせる場合はこちらの正式名称を伝えるとスムーズに話が進みます。

保険ではありませんが、レーシック手術の費用は確定申告の際、医療費控除の対象になる場合があります。医療費控除とは、一年の間に本人または家族が支払った医療費が10万円を超える場合、確定申告によって税金の還付を受けられる制度です。医療費控除の対象化どうかは、法制度との絡みもありますので、レーシック手術の際の領収書などはしっかりと残しておきましょう。