毎日の睡眠時間が8時間だとすると、人生の3分の1は睡眠時間になります。
60歳だとすると、そのうち20年間は寝ている事になるのです。
びっくりするくらいの時間ですよね。
睡眠が大切だという事はわかっていても、これだけの時間を睡眠にあてているのは、限られた人生の中で、何か勿体無い気がします。
できれば睡眠時間を少しでも減らしたいですよね。
そこで、睡眠時間を減らす方法ですが、睡眠時間を減らしても寝不足になってしまっては意味がありません。
睡眠時間を減らすおすすめの方法が、「短眠」です。
短眠は、むやみやたらに睡眠時間を減らすのではないので、短眠したからといっても、睡眠不足になる事はありません。
短眠に挑戦するには、まずは睡眠のサイクルを知る必要があります。
我々人間の睡眠のサイクルには、レム睡眠とノンレム睡眠があり、この2つが90分周期で繰り返されているのです。
レム睡眠時は眠りが浅く、眼球が動いています。夢を見るのはこのレム睡眠時です。
そして、ノンレム睡眠時は、大脳も休息に入る深い眠りで、ちょっとの事では目が覚めません。
このノンレム睡眠時に、成長ホルモンが出て細胞の新陳代謝を高めたり、身体の疲れを回復をします。
ですから睡眠で心身をリフレッシュするには、このノンレム睡眠が大切なのです。
ノンレム睡眠は、入眠直後にくるので、就寝後すぐに熟睡すれば、短眠でもしっかと心身の疲れをとることができるのです。
この為には、寝る前にテレビやパソコンを見るのを控え、夜の食事の量も8分目程に抑えましょう。
短眠には、規則正しい生活が必要です。